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〇駄犬の独り言〇

せっかく複数のブログが作れるらしいので、メイン以上に駄文を垂れ流そうと思います

名前のこと

妻からも、友人からも時々

「名前ってもう考えてる?」と聞かれる。

そのたびに

「そんなのまだ全然考えてないよ」

と返す。



すいません。


実はウソでした。




僕の手帳には、思いついた名前の走り書きや、

字画の良い名前のリストアップ、

名前に込めたい願いなどが、すでにギッシリ(笑)



でもこのメモ。

実は妊娠が発覚してからのモノではない。


結婚した頃から、まだ見ぬ将来の家族像に向けて、密かに、ずっと考えていた。


でも、お互い口にはしないものの、

子供が出来ないことに少しずつ不安と焦りを感じ始めていたこともあって

僕はこのメモの存在も明かしていなかったのだ。


・・・


今の時代、なかなか第三者には受け入れにくい、

いわゆる「キラキラネーム」というものがある。


時には「正気か?」というような名前も耳にして、

子供がかわいそうだな、とか、馬鹿な親を持つと大変だな、とか

同じ立場に立った事もないくせに、そんなことを考えていた。



でもその名前には、溢れんばかりの両親の愛情や思いが詰まっているのだと思うと、

気安く非難できるものではないよな、と思うようになった今日この頃である。



…まあ、自分はそんな名前は付けないけどね!



正直、名前にどれほどの意味があるのかなんて分からない。


名前は、親が子に与える「最初の愛情」のひとつだ。

大きな愛情が込められていない名前なんて、きっと一つも無いことだろう。


ただし、その子の人生はその子のもので、

その子の人生を狂わすような「愛情の押し付け」はしてはいけない。


ある日「なんでこんな名前を付けたんだ!」なんて言われようものなら

果たして僕は立ち直れるのだろうか。



でも、その子がいつか大きくなって、名前に込められた思いを知った時、

心の底から「嬉しい」と、

そう思ってくれるような名前を付けてあげたいものだ。

声掛けがヘタクソなのだ

今日で17週目。

先週で妊娠5ヶ月に入り、「安定期」と呼ばれる期間に入ったそうだ。


この「安定期」なるもの。

僕はてっきり「体調が安定する」時期なんだと思い込んでいた。

でも実際は、「流産の確立が下がる」という意味での安定なのだそうだ。

・・・

ネット上では「15~16週あたりから少しずつつわりも収まってくる頃…」と目にする。

それなのに、16週目も終わろうという数日前まで、ずーっと調子は悪いままだった。

毎日毎日、「気持ち悪い…」「吐きたいけど出ない…」といった辛そうな症状を耳にする。




それなのに僕は、妻に優しい声掛けができない。

「赤ちゃんが元気に育ってる証拠だよ」とか「もうちょっとの辛抱だから」とかそんなことくらいは言えるんだけど、

「頑張ってくれてありがとう、今日も愛してるよ」だの「苦しいよね…同じツラさを分かってあげられなくてゴメン」みたいな、

そういうセリフにものすごく抵抗がある。


どうやらこれはダメな旦那らしい。

本当にヨソの夫婦は、そんなことを言っているのだろうか…?


出産は人生の一大イベントであり、

男はすべてのプライドを投げ打ってでも、奥さんの心身を優先すべき、なのである。

だから、どんなに腹立たしいことを言われても、

理不尽な態度を取られても、

今はぐっと堪えて、妻が良い気分でいられるようにしてあげようと思っている、し、


本当に必要であるならば、例の歯の浮くようなセリフもいとわない、つもり。

(「考えているという時点でダメ、自然に出て来ないとダメ」なんて言われそうだけど)




そして前述の通り、ここ数日でようやく体調が安定してきているらしく、

やっと笑顔を見せる余裕が出てきたみたいだ。


良かった。

本当に安心した。



思えば2月のアタマ。


「妊娠はしています」

「でも流産しかかっています」

という医師の診断が今でも頭に残る。


喜びと不安の入り交ざる、それはそれは複雑な感情だった。


こうして流れてしまうことなく、今もお腹の中にいてくれることがありがたい。

そして、妻自身が心身の健康を取り戻しつつあることも、心から嬉しく思う。


ひどい体調不良が数ヶ月も続く、なんて本当にツラかったことだろう。

頑張ってくれている妻のことも、お腹の子供のことも、とても愛おしい。




…ん?



言葉には出来ないけれど、どうやら頭の中では似たようなことを考えているんじゃないか。



それならば、ちゃんと伝えなきゃいけないんだろうなぁ。

どんなに深く思っていても、「伝えなければ伝わらない」ことなんていくらでもある。


でも…言いたくない!(笑)



オトナにならなきゃ。


だって「親」になるんだから。


親バカでもバカ親でもいい。


家族をしっかり愛せる親になりたい。

僕はもうすぐ父になる

まだ見ぬ君へ。


このまま順調に時が流れて、少しずつ木々の葉っぱが散り始める頃。
元気な君に会えることを僕は信じています。


どんな顔で、どんな性格で、好きな食べ物とか、ついつい出る仕草とか、
まだなんにも知らないけれど、僕はすでに君のことが愛おしくて堪らないんだ。

そして、大変な思いをして君をこの世に産み落としてくれたであろうお母さんのことも。


どんなことがあっても絶対に、絶対に、守っていくからね。
君たちが笑顔でいられるために頑張るからね。


でも君は、少しずつ大きくなるにつれて「親」というものを鬱陶しく感じるんだろうなあ。
なんといっても僕自身が、自分のお父さんに対してそう思っていたんだからね。


でも今になって気が付くんだ。

あんなに迷惑ばかりかけてしまって、全然愛想も良くなくて、
とうとう最期まで親孝行も出来なかったこんな馬鹿な息子を。

お父さんのお父さんは、きっとすごく愛してくれていたと思うんだ。


本当なら君を、僕のお父さんに会わせたかった。
僕にしてくれたように、君の頭をなでてほしかったな。


でも、こんな気持ちに気付いたのは、お父さんが大人になってからなんだ。

だから、君もいつか大人になるまでは気が付かなくていい。

いつの日か、君が同じ立場になった時、ちょっとだけお酒でも飲みながらそんな話が出来たらいいな。


そんな日が来ることを、まだお母さんが安定期にも入っていない内から考えることが、今の僕の楽しみなのです。