〇駄犬の独り言〇

せっかく複数のブログが作れるらしいので、メイン以上に駄文を垂れ流そうと思います

僕の「一番」は子供にしないことに決めた

あと2ヶ月。

あと2ヶ月で僕らも「親」になる。


これまで散々、兄弟や友人知人の「子供のいる家庭」を見てきたのに、

いざ自分の番になると思うと、その映像がなかなか浮かばない。


自分なんかが、ちゃんと親になれるのかな。

不安。

楽しみだけど不安。


・・・


妻はといえば、お腹に新しい命を宿して丸7ヶ月。

毎日、母親の顔で我が子に話しかけている。


この様子を見る限り、これからの人生、

彼女にとっては、

きっと子供が一番になるだろう。


時間もお金も心も体も、そのすべてを子供のために費やすのだろう。



一方、僕はといえば。


もちろん、子供のことは大切にする。

妻がお腹を痛めてこの世界に生み落としてくれた、

大事な大事な自分の子供だもの。



でも近頃、時々思う。



子供なんて、いつかは親の目も、手も届かないところへ行ってしまう。



いや、むしろ、そうでないと困る。




子供にべったり、好き好き!大好き。


いつまでもそんな風でいては、

いつか去っていく我が子に対し、

僕はきっと、寂しくて寂しくて

いつまでも立ち直れなくなってしまうだろう。


子供のためでもあるのだけれど、

僕は僕のために、早い内から耐性を付けたい。



・・・


ところが現実を見てみると、

周りには「子離れ出来ていない親」も多いように見える。


いい年した成人がいつまで経っても親元で脛をかじっていたり、


逆に親の方も、このままではいけないという思いがあるにも関わらず、

一向に巣立たない子供に対して、何のアクションも取れずにいたり。


そんな家庭が少なからず、ある。


それだけ子供ってやつは、大切で愛おしくて、かけがえのないものなんだろう。



本当は早く手放さなきゃいけないことは分かってるんだけど、

ずっと傍にいてもらいたい気持ちが勝ってしまうのだろう。




でも、

いつまでも自分が、子供に吹き付ける雨風を防いであげてしまったら。


その子供は、人生の苦難を知らぬまま、体だけが大きくなる。


一方、心は子供の頃のまま。



これではコナン君の逆バージョンだ。

黒ずくめの男たちに薬を飲まされたワケでもないのに。


でも、そんな逆コナン君が、世の中にはたくさんいる。





つらいこと、かなしいこと。

たいへんなこと、のりこえなきゃいけないこと。


子供が巣立とうが停滞していようが、

あとからあとから次の人生の課題は降りかかる。



小さな内から、ひとつひとつクリアして、

次はもう少しだけ大きな山を超えてみよう。


成長期であれば、空の飛び方だってすぐ上手になるし、

そんな中で、人生を共にしたい相手とも出会えるだろう。



ところが、巣立ちが遅れたことで大きくなりすぎた体。

体に見合わない小さな心。



これではもう、きっと空は飛べない。

飛び立つ勇気を宿す心もない。



仮に飛べたとしても、

周囲との間に出来た周回遅れを取り戻すには、

どれだけの困難が待っていることだろう。



強く逞しい心があれば、きっと乗り越えられる。


でも、巣立ちの遅れた子にはきっと不可能だ。


そんな子にならないように育てるのが親の責任なんだろう。




・・・





などと、勝手に妄想してみた。




…でも、きっとかわいいんだろうなぁ。

かわいくて仕方ないんだと思う。




だから決めた。


僕は、僕の「一番」を子供にしない。


そんなことを思いつつも、

きっと、ほぼ一番ではあるのだけど、

僕はそれを良しとしないことにした。




僕の一番は妻だ。

子供じゃなくて妻。



なぜなら、

僕が何を言ったところで、

妻にとっての一番は子供だ。

僕らの子を、全身全霊で愛することだろう。



だから僕は、そんな彼女のことを一番にしよう。



子供が笑う時、きっと君も笑うだろう。

いつまでも子供が笑っていてくれるよう、君は頑張るのだろう。


だから僕は、そんな君が笑っていられるよう、頑張るよ。



いつか我が子の言動が、

激しく妻を傷つけたとき、

僕は全力で子供を叱ろうと思う。



お前のことを誰よりも愛してくれているお母さんに謝れ!ってね。



そんな風にして、ちょっとくらい金銭的な余裕がなくても

どうか幸せな日々を過ごせたらいいな。





…あれ?



ところで僕を一番に思ってくれる人はどこかな?(笑)